2003年12月10日


気付いたら、もう5時近い。
最近本当に、昼夜逆転。
啓介に『充電切れるから後でまたかけるわ』と言われたので何となく待ってみたり。
もうこんな時間だから来るわけないか。
こんなことはしょっちゅうの間柄だから、お互い気を遣わないで済むんだろうな。
唯一の、本当に信頼できる男友達。
あいつとの付き合いも、もう14年になる。

化粧を落としに洗面台に立ったら、相変わらず並ぶ二本の歯ブラシ。
けんじくんが捨てなくてよかったと思う。
彼は昨日、背中を滴った(刺青の傷の)血が付いたシャツを洗いに洗面台に入った。
そういえば彼がわたしの部屋に来て、シャワーを使わなかったのは初めてだ。
あ。今気付いたけど、彼、着替えに貸したわたしのシャツ着たまま帰ったな。
捨ててくれて構わないような服だけど。
寝ようと思ったんだけど、ベッドに入る勇気がなかった。
彼の匂いが再び付いたベッド。
消えないで欲しい。

高橋先輩に別れたことを告げた。
彼もわたしを心配してくれる大事なひと。
『それでバランス取れてるんじゃねぇの?』
と言われた。
けんじくんとわたしの会話。
けんじくんが『○○して』と言う。
彼の要望は『ガソリン入れて』だとか『宝くじ買って』だとか『煙草ちょうだい』とかそんなくだらないものなんだけど。
すかさずわたし、『じゃぁ付き合う?(笑)』
で、けんじくん『・・・ごめん、無理(笑)』
最近パターン化してきた会話。
そう冗談で言えることが、今のわたしたちのバランスなんだと。
これでバランスが取れてるんだったら、もう何も変わらないってこと?

夜中、目を覚ましたりさがメールして来た。
彼女は多分、わたしよりも凹んでいる。
わたしは啓介に怒られたことで、弱い自分に喝を入れることができたけど。
彼女にその喝はまだ効力を持たない。
とりあえず、明日のお昼を一緒に食べることにした。
頑張ってお互い強くなろうね。

わたしは何のためにこの日記を書いてるんだろうって思う。
自分の気持ちを整理するため。
誰かに頼りたいため。
それ以上に、今のこの瞬間瞬間の思いを残しておきたい。
そう思う。
いつか、この出来事の一つ一つが思い出になっても、
全てが過去のことになっても、
忘れたくない。
弱かった自分。
大嫌いな自分。
これがいつか糧になるって信じて。





【お買い物なら楽天市場!】 【話題の商品がなんでも揃う!】 【無料掲示板&ブログ】 【レンタルサーバー】
【AT-LINK 専用サーバ・サービス】 【ディックの30日間無利息キャッシング】 【1日5分の英会話】