2004年3月18日


実家に戻って、昼間会社員として“普通に”働いて、
規則正しく生活して、ちゃんと明日のことを考えて、
そんな、容易く想像出来てしまうような近い未来がやってきたら、
きっとわたしは、今日までのことを、夢か幻のように思い出すことしか出来ないだろう。
でも絶対に、忘れない。

今日は、14ヵ月働いた仕事の、最終日だった。
いろいろあった。
みんなみんな、みんなに感謝している。
わたしはあの店で、あの場所で、
また少し大人になれた。
ほんの少し綺麗になれた。
普通に学生をやっていたら味わえない経験をさせてもらえた。
いろんなひとと出会って、話が出来て、
他人の話を聞くこと、吸収することを憶えた。

Thanks a million!!!
to all customer.

嬉しかった。
今日ばかりは、わたしが主役。
たくさんの花たちと、結婚式の引き出物のような大荷物。
仕事の後は、みんながわたしのために送別会を催してくれた。
平日なのに、フルメンバーがわたしのために出勤してくれたのだ。
それだけでも、嬉しかった。
14ヵ月在籍していたうちで、それなりに辞めて行くひとはいたけれど、
正直送別会なんて初めてだった。
愛を感じた。
わたしは店で一番年下で、入ったときから辞める今日までそれはずっと変わらなかった。
だからなのか、みんな本当に可愛がってくれていたし、
わたしと一番歳が近いのは24歳のなおちゃんで、わたしだけが跳び抜けて子供だったので、
わたしも遠慮なくみんなに甘えていた。
本当に居心地のいい店で、みんなが大好きだった。
仕事はわたし向きではなかったし、何度となく辞めようと思ってきたけれど、
それでも14ヵ月続いたのは、仲間に恵まれたからだ。
深い付き合いにはならなかったし、辞めてしまったらそれまでかもしれないけど、
わたしは幸せだった。
ひとりずつ、わたしにメッセージをくれて、
『今の、泣くとこだよ』
『泣け!(笑)』
なんて言われて、泣くもんか、なんて強がっていたのに、
まさみちゃんの番になったら、ついに涙がこぼれてしまった。
まさみちゃんとは同期で、5人入った同期の中で今日まで残っているのはわたしとまさみちゃんだけ。
いろいろあったよね。
わたしが涙でぐちゃぐちゃになったら、あきさんがもらい泣いてくれた。
大好きな先輩。
『いつまでも、可愛がられるひとでいてください』
そう言ってくれたのは、みゆきさん。
みゆきさんとは一回り以上歳が違って、店では最年少と最年長だったんだけど、
かわいがってくれた。
大好きだった。
みんな大好きだった。

I love you , and special thanks to...
チエミママ
あきさん
まさみちゃん
ちあきさん
なおちゃん
みゆきさん
まみちゃん
みほちゃん
みきさん
りえちゃん
...of Crocus.

もうわたしの帰るべき場所じゃないけれど、
帰りたい。
そう思う。





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