2004年4月24日


こんなに更新を滞らせるとは思わなかった。

今、この瞬間の状況を報告してみる。

明日、一ヶ月ぶりにけんじに会える。
今日の帰りに電話したけど出なくて、
(身勝手ながらも)『今日だけは彼女に会わないで』
ってお昼に言ってたのにイラついた。
会ってくれるのは構わないけど、
まいこちゃんに会ったその身体のまま、わたしに会われるのはさすがに嫌だ。

けんじが今日の帰り道の電話に出なかったのは、わたしの帰りが遅かったからかも知れない。
今日は職場の勉強会だった。
ロールプレイング式に、まぁ言ってみれば営業のやり方を確かめ合うためのもの、らしく。
新入社員のわたしはもちろん初参加で、何がなんだかわからないうちにお客役をやらされた。
上司の話術っぷりには脱帽した。
すげぇ。
で、会社を出たのが９時頃だったのだ。
本当に、拘束時間が長すぎて嫌になる。

居候とのモメゴトを、ついに居候の実家に告げ口してしまった。
斯くなる上は、というか、もう成す術がなかったので仕方なかったのだ。
それを居候に言ったら奴はキレて、法外なことまでも言い出した。
奴は精神的にわたしが最も苦手とする怒り方をする。
威圧感があって、奴に怒鳴られると、昔は何も出来なくなっていた。
何も出来ないどころか、どんどん必要以上に追い詰められていって、
最終的に、危ないことをするに至るのだ。
それが、今日は負けずに怒鳴り返せた。
声も手も震えて、運転中だった車はどんどん加速していって90キロを超えていたけど、
でも、わたしは強がれるようになれたんだと思う。

一人暮らしを始めてもうすぐ一ヶ月の弟が、
３日ほど前から熱が下がらなくて苦しんでいるらしい。
心細いだろうに、心配だ。

お見合い相手の林さんは、昨日アメリカに飛び立った。
バイクでアメリカを横断する旅行だ。
この前、ゴハンを食べに行った。
『林さんが結婚を焦ってらっしゃるなら、わたしはお力にはなれません』
と、丁重にやや遠まわしに、お断りするためだ。
用意していたその言葉はちゃんとわたしの口から発せられたけど、
林さんはそれからも微妙にメールをくれるので、もしかしたら伝わってないのかも知れない。
だとしたら面倒くさい。
断るのは苦手だ。
ＮＯとは言えない日本人ゆえ。

ゆきえが先日、偶然佐野くんに会ったらしい。
その時半ば冗談でゆきえが
『誰かいいひと紹介してくださいよぅ』
と言ったら、あれよあれよと言う間に、合コンの開催が決定。
それが今日だったのだ。
気を遣ってか、ゆきえはそれをわたしに教えてくれていて、
ふーん、とその場は聞いていたけど、一晩明けたら不安定になった。
突き落とした加害者はわたしなのに、
お願いだからもうわたしの周りをチョロチョロしないで、
なんて懇願したいくらいだ。
この後味の悪さ。
ちゃんと謝りたいけど、もう関わらないでいてあげたほうがいいのだろう。
合コンはどうだったんだろう。
わたし的にはゆきえに言った、
『あのひとの考え方についていけるひとと幸せになって欲しいね』
よりも、
『あのひとの考え方についていける女なんていねぇよ』
が本音。