2004年4月27日


エリコさんの書き込みを読んだら、なんだか泣けてしまった。
自分の中にあって、信じたくないあまり見ない振りをしてきた不安の芽を、
また一つ見つけてしまったからだ。
人が死ぬこと、は、大きなことで、
人が生まれること、の次に、重要なことだって思ってる。
そんな人の死を、嘘をつく材料にしてしまえるひとがいるなんて。
驚いた。
ショックだった。

だからと言って、そのまま直進してけんじを疑うなんてしたくなかった。
彼は違う、って、信じたかった。
だけどぐちゃぐちゃと不安は大きくなったり小さくなったりを繰り返して、
わたしの情緒も、どんどん振れ幅を大きくしていった。

お昼に電話をして、思わず聞いてしまったのだ。
『日曜の夜、なにしてたの?』
なんてことを聞いてるんだろう。
『お前、疑ってんの?』
けんじが言う。
けんじくんは多分、世間的に見たら“怖いひと”に入るタイプで、
そんな彼でも怖がらすにわたしはまわりをちょこまかしていて、
一度彼に、
『俺のこと怖くないの?』
と聞かれたことがあって、そんな彼がかわいくて仕方なかったくらいだったのに、
うん、けんじくんのことを怖いなんて、思ったことなかったのに、
今日初めて、彼を怖いと感じた。
『じゃぁお前来いよ。病院連れてってやる。
それでお前は満足するんだろ?
それでお前は、疑う気持ちも晴れてスッキリするんだろ?
お前はいいよ。
俺はどうなる?
病院に連れてって先輩の姿見せて、俺のつらい気持ちはどうなる?
信じられない気持ちも分かるよ。
疑う気持ちも分かる。
俺を疑うのはいいよ。
けどな、俺の周りまで巻き込むのはやめてくれ。
そんなに嫌われたいの?』
もういいよ、もういい。
お昼休みなのに泣けてしまって、
泣くことが今はマイナスになるって分かってたのに、
涙腺は緩みっぱなしだ。

あんなことを聞いた自分に自己嫌悪だった。
最低だ。

お昼休みが終わって、話は途中で切り上げた。
仕事が終わって、迷ったけど電話した。
出てもらえなかった。
もう一度。
だめ。

けんじに会いたい。



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