2004年6月13日


思いっきり、声を上げて、崩れるメイクも気に留めずに、
ひたすらに、ひたすらに、カラダ中の水分を搾り出すかのように、
とにかく思いっきり、泣きたい。
そうして、そんなわたしの頭だとか背中だとかをぽんぽんと叩いてくれるとか、
ぎゅっと抱きしめてくれるとか、
そういうわかりやすい優しさや愛情表現が欲しい。
そうしたらきっと、もっと涙は溢れて、もっともっと泣けるだろう。
泣きたい。
心から泣きたい。
毒素を流し出してしまうかのように。

けんじが明日お休みになったらしい。
電話にて。
で、けんじの仕事が、今週は暇なくせに来週は忙しいらしい。
本当は来週の月曜日、けんじはお休みを取ってくれてわたしに付き合ってくれるはずだったのに、
来週は休みが取れない雰囲気で。
やっぱりわたしは今回も、やりどころのないいらいらを抱える羽目になった。
『しょーがねーじゃん』
けんじが言う。
その後メールした啓介にも言われた。
しょーがねーのは分かってる。
分かってるけど、けど、悲しいよ。

ナガノにいた頃みたいに、
『今日無理になったから明日にしよう』
なんてそんなこと、もう通じないのに。
せめてひと月に一回は会いたくて、
それってわたしにしてみたら、妥協に妥協を折り重ねた数値なのに、
それすら叶わないなんて。
1分でも1秒でも構わないのに。

わたしだって仕事が忙しくて倒れそうで、
今日なんて忙しくてロクにお昼も食べれなくて、休憩だって買出しに充てて、
会社を出るのは8時近くて、
本音を言えば、仕事の後ナガノまで運転するなんて厳しいなぁ、とは思ってたけど、
それでも来週会えると思ったら頑張れた。
頑張ろうって、思ってた。
なのに、なのに。

けんじが悪いわけじゃない。
だけどその、やりどころのないいらいらが暴走して、
やっぱり今日もけんじに八つ当たりしてしまった。
しょーがねーのは分かってる。
会いたかったんだ。
どうしても、会いたかったんだ。
会いたくて会いたくて、しょーがなかったんだ。



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