2004年9月6日


いいことばかりを並べたっていずれかはボロが出るものだけど、
今日のニッキはいいことばかりを並べたい。
そんな気分で。

9月4日。
島田くんと旅に出た。
朝、わたしの愛車で島田くんちを回って、一番近いインターから高速に乗る。
なぜわたしのへなちょこヴィッツかと言えば、
島田くんのカロゴンはMTでわたしは運転できないし、
なによりハイオクだから。
貧乏旅行をするには、燃費も良くて運転しやすくてレギュラーのヴィッツが妥当かと。
で、代わりばんこに運転しつつ石川を目指した。
CDもかけずに(前日車内を掃除して全部降ろしてしまっていた)、
それでも沈黙することなく、キャッキャキャッキャ言いながら。
カナザワ東のインターを降りて、今度は北へ。
お泊りはワジマ。
へなちょこヴィッツにはナビが付いていなくて、
(島田くんのカロゴンには付いてる)
かと言ってふたりともロードマップも持たずに、
頼りにするのは事前に買った旅行雑誌の巻末の地図。
あとは道路の標識・地図・勘。
チリ浜は砂の粒子が細かくて、砂浜を車で走れる。
ふたりで大興奮。
世界一(じゃないらしいけど)長いベンチは本当に長くて、
半分くらいまで歩いて疲れて折り返した。
お昼どうする??
と言いつつ気付けば1時半で、どうしようと思っていたら、
偶然にも雑誌に載ってたお店の看板が道路に見えてて思わず急左折。
お昼は、わたしが寿司定食で島田くんが海鮮丼。
美味しくて美味しくて、ふたりして満面の笑みで。
泣き砂(踏むとキュッキュ鳴る)は天気が悪くて泣かなかったけど、
わたしが嬉しかったのは、島田くんと手を繋いで歩けることだ。
地元には会社のひとたちが多すぎて、ふたりでうろちょろしていてもよく会う。
会うというよりも見かける程度だけど(車ですれ違うとか)。
会社のひとたちには隠し通したくて、だから地元じゃひやひやしているのだ。
それが県外まで来たら、堂々と一緒にいられるんだから嬉しい。
道はどんどん山道になってきて、
上ったり下ったりを急カーブを伴って繰り返す。
だけどそのうちに目の前に海が広がって、今度はシーサイドを走る。
で、漁村のような家並みの中に、泊まる旅館があった。

何もなさを求めて旅に出たら、本当に何もないところにたどり着いた。
土曜日なのに、宿泊客はわたしたちと男性一人のみ。
食事の際顔を合わせたその人は、キョウト在住の大学生で、
就職活動前に旅に出たかったらしい。
キョウト発。で、北上に北上を重ねて、アオモリ。
それから南下しつつ、アキタ・ニイガタ、で、ワジマ。
あぁ、学生さんはお金も時間もあっていいですなぁ。
なんて島田くんと目配せして気付いたことは、ここにいる3人が同学年だってこと。
ぇ? ぁぁ。老けか。

島田くんとは色んなことを話した。
付き合い始めてまだ半月。
こんな風に旅行に行くだなんて、展開が早すぎるんじゃないかって不安だった。
順調すぎることへの不安。
それくらいここ何年かのわたしは、あまりいい恋愛をしてこなかった。
旅行に来て良かったって思った。
島田くんと来て良かったって思った。
どんどんどんどん好きになっていく。
彼がかわいくて仕方ない。
抱きしめたまま、離したくない。
ずっとずっと触れ合っていたい。

別にエッチ目的で旅行に来たわけじゃないから

なんて、オマエかわいすぎだよ。
大事にしよう。
この人はわたしにはもったいない。
この人に見合う女になろう。
大事にしよう。
改めて思った。

9月5日。
旅館を出、旅館の方オススメの滝(3段になっている)を見て、
ワジマの町を通過しつつ、カナザワへ。
思うにあの辺の道には信号が少ない。
山道に近いからか、県道だろうが国道だろうがスイスイ進む。
道も広めで、快適。
それから、道路に外気温計が多い。
(ニイガタが少ないのか??)
途中で休憩を摂りつつ、夕方カナザワ入り。
お土産やさんで輪島塗のかんざしを買って着け、意気揚々と兼六園へ。
お抹茶で休憩(島田くんが『結構なお手前で』と言いたかったがため)し、
兼六園をぐるっと回って。
その日の晩御飯はミカのところで食べる予定で、ミカの家へ。
電話しても出ないので、仕方なく年賀状の住所を頼りに、電柱の番地を探ってうろちょろ。
なんとか見つけると、やっとミカから電話。
『もうミカんちの前だよ』
と言うわたしたちの前に現れたミカは、寝起きそのもの。
はるちゃんは予想以上にかわいかった。
人見知りもしないし、ぐずりもしないし、手のかからなそうな子だった。
ミカは立派なママだったし、旦那さんも(外ヅラだけだってミカは言ったけど)いいパパに見えた。
ただ、ミカの愚痴を聞く流れになってしまって、島田くんには申し訳ないことをした。
でも、ミカに会えてよかった。
ミカとは絶対これからも仲良くやっていきたい。
ミカ、これからもよろしくね。

ミカの家を出て、帰路。
高速に乗った途端わたしは睡魔に襲われて、
『ごめん、10分寝させて』
と。
気付くと車は休憩。
島田くんも睡魔に襲われたらしく、ふたりで一服。
正直気分爽快とまでは言えなかったけど、ある程度睡眠も摂れたので運転手交代。
・・・と思ったら、無理だった。
車はニイガタに入っていて、山を越えるためにトンネルの連続。
トンネルを13個越えるということで、トンネルの数を数えながら。
夜中の高速は車もいなくて、びゅんびゅん飛ばせるけどその分暇。
やっぱり睡魔がやってきて、はっと気付くたびに車は中央線上に。
島田くんが寝てて気付かなくてよかったと思う。
(懺悔中)
結局その後さすがに危機を感じて起きた島田くんと交代して、
気付いたときには高速を降りて地元にいた。
で、3時頃島田くんちに帰ってきて、
爆睡。

9月6日。
夕方まで島田くんちでまったり過ごす。

すっごく楽しかった。
行って良かったと思う。
忘れないよ、ずっと。





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