2004年2月24日iii


Tさんとは合わないと思う。
趣味とか、趣味とか、性格とか。
結構空気読まないし、
結構自己中心的だし、
なにより、わたしは浜崎なんて聴いちゃう男のひとが苦手なのだ。

まぁ、付き合う気もないのにこんな心配しちゃいけない。

お昼に待ち合わせ。
Tさんが一度行ってみたかったと言うラーメン屋さんにラーメンを食べに行って、
(背油たっぷりで極太麺でわたしが不得意なラーメンだったくせに、かなり美味しかった)
時間があったので映画を観に行った。
『ハウルの動く城』
(筋がよくわかんなかったけど、面白かった)
そのあと、26日の母の誕生日に向けて、プレゼントのお酒を買いに。
で、待ち合わせたツ○ヤの駐車場へ戻って来て、
『帰る?』
と聞かれたので
『帰ろうかな』
と答えたら、急に彼がもじもじし始めるので、
『なによ?』
と尋ねると、
『俺、今すげぇ悩んでることがあって』
『なに?』
『初めて飲みに行った日のこと憶えてる?』
=告白されたこと。
『え、憶えて・・・ナイ』
『俺は、あずみんのこと本気で好きだし、できれば、俺と付き合って欲しいって思ってる』
どんな顔していいかわかりませんでした。
『・・・何もこんなところで言わなくても』
ザ・ツ○ヤ駐車場(外)。
『あ、だよね』
で、結局Tさんの車へ戻り。
『わたしは、いますぐどうするとかこうするとか言った方がいいですか?』
『それは、任せるよ。時間が必要なら待つし』
『でも待たせるのも悪いでしょう?』

こうなることも予想していて、
答えも決めてあった。
島田くんとのことは職場全てに内緒にしてあるままだし、
『彼氏がいる』はタブー。
結局、過去の恋愛をまだ引きずっていて、今はまだ誰かと付き合おうと思えない。とな。
それからずっとずっと沈黙で。
わたしの車の前にT氏、車を停めて、
『俺、待ってるから』
チーン。
『こっちを向いてくれるまで、ずっと待ってるから』
そこまで思われてるなんて思いもよらなかったから、
へこんだ。
『また懲りずに誘うからさ』
って言われて、思わず
『そうですね、飲みにでも行きましょう』
なんて答えてしまった自分に後悔だ。
あぁあ。
なんでもっと、取り付くシマもないくらいの振り方ができなかったんだろう。
それを優しさと勘違いしている自分がどこかにいるのだろうか。
嫌になる。



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