2003年12月17日


墨の日。
彼は3時まで仕事をして、そこからそのままわたしの部屋に来て、シャワーを浴びて着替えて、向かう予定。
だらだら部屋の掃除をして、気付いたら3時になりかけていたので慌ててシャワーを浴びて着替えてみる。
掃除の続きをしていたら、ぴんぽーん。
電話してから来いよ、と思いつつ。
シャワーを浴びさせ、わたしも化粧をして準備完了。
会話の流れで、
『じゃぁさ、じゃんけん3回勝負でわたしが勝ったら付き合う?』
その場のノリで。
『あーいいよ、やってやろうじゃん』
結果:わたしのストレート勝ち
時間が迫って来たので出発。
大家の奥さんにバッタリしちゃいましたが、荷物はもう廊下にないので愛想で乗り切る。
『付き合うんだよねぇ?(笑)』
とか言ってみたら、
『えー?(笑)』
とか言われ。
『じゃぁさぁ、4ヶ月とりあえず付き合うってのは?』
『なんで4ヶ月?』
『あと4ヶ月はわたし絶対ナガノにいるし・・・』
『お前やっぱり実家戻る気なんじゃん』
『いや、まだわかんないけどさ』
さも、わたしに長野に残って欲しいみたいな口ぶりをされるので困る。
最近やたら、来年の4月からのわたしの身の振り方についての話題が持ち上がる。
気にはなってるってことなんだろうけど。
わたしとしては、一人暮らしを続けたいって気持ちがどうしても捨てきれなくて、
だから住み慣れたナガノで暮らし続けたいって思ってる。
けんじくんがいてもいなくてもね。
それか、弟が進学するところについてって一緒に暮らす。←勝手な姉
就職が決まってないし、実家に連れ戻されそうな気配はひしひしなんですけど。
実家に戻ったとしても、
『しょーがねぇ、電話くらいしてやるよ』
とか言ってくれるので、全くの他人になる気はないらしい。と、信じたい。
前回同様ジャスコでわたしは降ろされて、時間を潰し、予定より早く終わった彼とジャスコで合流。
ゴハンを買う。
お金も時間もないので、お寿司にすることにした。
帰りの車の中で彼はやたら饒舌だった。
彫られた後で、興奮覚めやらぬ、って感じ。
珍しく、大嫌いなおにいちゃんの話をしてくれた。
絶句な内容だった。
部屋に着いたらもう9時。
ビールで乾杯して、お寿司食べて、テレビ見て。
日付けが変わる前に、彼は自宅へ帰った。

今日の彼は優しかった。
たまにあるのだ。
『今日は優しい日だから』とか言って。
今日はその日だった。
『昨日パチンコ行ってさ、勝って今日お前になんか買ってやろうと思ってたんだ』
その気持ちが嬉しかった。
『けどボロクソに負けちゃってさー』
金額はちょっとわたしでも固まる額だったので公表しない。
『で、なんか淋しくなってお前のとこ電話したんだよ』
昨日の夜、仕事中に着信があった。
『何か欲しいものあった? 今ならなんでも買ってやるよ』
そう言われたけど、わたしは好きな男にねだるのが苦手だ。
冗談でならいくらだって言えるのだけど。

ちなみに、よりを戻すか否かの問題は、やっぱりはぐらかされ。
挙げ句、
『そんな軽くすんなよ。ガキじゃねぇんだから』
とまで言われてしまったので引くことにした。
彼が、優しい日からいつもの厳しい日に戻ったように、
わたしも、押して押して押しまくる時期は終わり。
明日からは引く姿勢で。

もう今年は会えないかも知れない。




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