2003年12月19日ii


冬将軍の到来。
いよいよ冬めいてまいりました。
仕事帰り、車を降りて、部屋に入る直前。
振り返ると、雪。雪。雪。
深夜の世界は静まり返っていて、動いているのはただ、わたしと雪だけ。
なんて神秘的なんだろう。
冬が、雪が、好きだと思う。
これから苦しめられるとわかっていても。

けんじくんは仕事に行く直前まで、やたらに電話をくれた。

明日は実家に帰る。
就職の面接のためなんだけど。
明日は忙しいなぁ。
起きたら洗濯して、部屋をちょいと片付けて、帰省の準備。
途中でクリーニングやさんに寄って、ドレスとコートを出して、スーツを受け取る。
HABAで美容液とファンデーションとおしろいを買う。
あー・・・金ナイ。
沖縄行ったときの写真を持って帰らなきゃ。
あと今日もらった温泉まんじゅうと、・・・あ、あの書類も。
なんか億劫だ。
就活のために帰るんだからしょーがないけど、
親に就職のことを突っ込まれるのが億劫だ。
わたしだって危機感感じてるしわかってるんだけど、
今は就職よりも卒論を考えなくちゃいいけないのだ。
あーぁ。嫌になってしまう。