2006年11月1日


再会の後はいつもそう。
気持ちが尾を引いて、まるで恋愛初期状態。
すぐに会える距離にいないことが、また燃え上がらせているのかも。
2日に1回くらいのペースで電話してる。
けんじとわたし。

半分は仕事の話。
社会のことをまるで知らずに独立したけんじの頼みで、
税金やら確定申告の手続きやら、モロモロについて調べているのだ。
まいこちゃんよりは頼りになる、というのが彼の判断らしく、
まったくこれまで事務や経理の経験すらなく、
経済の勉強なんてしたことすらないわたしに白羽の矢。
けんじの頼みは断れない。
そんなわたしの性格を熟知の上なんでしょう。
その報告も兼ねてわたしから電話をすることもあれば、
けんじが電話で質問してくることも。

その電話の中でも、やっぱり話題は嫁のほうへ。
嫁は保育士。
(わたしの予想では看護師だったんだけど)
(だけどそれを聞いたとき、「そりゃ敵わねぇよ」と本気で落ち込んだ)
嫁の誕生日は8月9日。
(けんじの誕生日のちょうど1ヵ月後)
(だから憶えていられるらしい)
(ちなみにわたしの誕生日は月しか憶えてませんでした)

そんなけんじから夕方電話。
『ついに風邪引いた』
熱はないらしい。
症状は喉と寒気。関節の痛み。
仕事の疲れが風邪を呼び込んだパターンでしょう。
『仕事休めないの?』
『今日は昼間寝てたんだけど、寒いところでビデオ観てたら悪化した』
『ばっかじゃないの? まいこちゃんいなかったの?』
『いたよ。だけど何もしてくれないもん』
『・・・だけど、わたしに言ったって毛布持って飛んで行けるわけじゃないんだから』
『だよなー。この距離がなぁ』

弁護士の話になったとき。
『お前弁護士になれば?』
『なんでよ? それでけんけんの離婚調停の弁護しようか?』
なんで戯言の後。
『お前が結婚して幸せな家庭を築いているときに俺が離婚して、
お前を迎えに行ったらどうする?』
『そりゃついていくよ』
だけど分かってる。
けんけんを選べない日が来るってこと。
『そこで断ったら、絶対けんけんは別の女の所に行くでしょ』
『だって俺、女ナシで生きていけねぇもん』

『お前もがんばれよ』
がんばるよ。
けんけん、倒れないようにね。



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