2003年12月21日


無事帰省。
ただいま、ニイガタ。
ただいま、家族。
ただいま、ともにょ。

昨日の話をしよう。
昨日、けんじくんは十時過ぎにやってきた。
その日一日でナガノは一気に雪に埋もれた。
こんな日の昼間の空は無表情。
そ知らぬ顔で、夜は雷を落とす。
雷は大雪になる合図。
わたしのうちに着いたけんじくんから電話。
『なんか掻くもん持って来い』
で、雪降る中二人で雪掻き。
なんとか車を駐車する。
隣に止まっているカローラはすでに雪のかたまり化している。
暖かい部屋に入り、シャワーを浴びさせ、ゴハン。
というより、二人で飲み会。
ちょっと目を離した隙に彼はわたしの布団で寝始める。
相当疲れも溜まっているようだったし、起こさずに一人飲み。
そのうち眠気。
彼の隣に潜り込む。
あったかい。
付き合ってる頃はさほど気付かなかったんだけど、彼は寝相が悪い。
寝相が悪いというよりは、寝返りが大袈裟だ。
そして布団を抱いて寝る。
おかげでわたしは布団を取られ、薄い毛布で寝ることにした。
彼の寝返りの度に目が覚め、風邪気味の彼にかけ直す、の繰り返し。
居候のことを思い出していた。
思い出したくもないのに。
奴とも同じベッドで寝る時期があった。
ダブらせるのはよくないけれど、ダブってしまう。
引っ越してしまいたい。
そんなことを考えながら眠りに就くと、夢を見た。
居候とけんじくんとわたし、川の字になって寝る夢。
そしたらそこにうちの両親が突然やってきて、案の定怒られた。
ママが、らしくもなく『煙草吸っていいか』と聞くので、
けんじくんがクールを一本渡したのが印象的。
変な夢だった。
でも、川の字で寝ているときに、
わたしが真ん中じゃなくてけんじくんの隣で寝ていてよかったと思った。

翌朝、ゴハンを作って食べ、出発。
ナガノは気持ちがいいくらいの快晴。
冬の晴れた朝は一番好き。
駅まで送ってもらい、帰省。
別れ際、彼に言われた。
『お前の将来なんだから、ちゃんと自分で考えて決めろよ』
流されやすすぎるわたし。
わかってますとも。
電車の中、りさとメール。
お互い人生の岐路だ。
“岐路”って好きな言葉。
“岐路”って言葉を使うと、人生が自分の選択次第で変えられるって気がする。
はじめから決められた運命通りに歩いてるんじゃなくて。
がんばる。

一月ぶりの実家。
わたしも太ったけど、それ以上にうちの犬が太っていたのでよかった。
弟は、予想外に俗に言う超難関大学を受けようとしているし、
風邪のママは、そんな弟を気遣ってマスクをしている。
わたしは一ヶ月前と変わらずに、けんじくんにもらったブレスレットをしていて、
それを見たママが犬に『こんなの噛み切ってやれ!』と言ったのにはちょっと愛を感じた。
娘はまだ、依存し続けてます。



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