2003年12月26日


まったりと一日を過ごしてしまった。
後悔だ。
スープには、新たにブロッコリーとさつまいもを投入してみた。
あとは、タマネギ、ニンジン、水、塩胡椒、コンソメ、赤ワインのレギュラー陣も補充。
ぐつぐつ。

将来のことを悩む。
悩む。
誰かの意見を聞いてみようと思ったけれど、思い当たるひとが見つからない。
親にはまだ言えない。
学校に行ってみて、就職担当の先生にでもハナシを聞いてもらおうと思った。
学校に行ってみたら、今日まで開いてると思った図書館が今日からお休みだった。
卒論は停滞中。
玄関に置いてあった、近隣大学生有志が作った就活サポート雑誌をぺらぺら捲ってみる。
なんと、牧さんが載っていた。
びっくりした。
コロンビア大卒にもびっくりした。
言ってることがマトモすぎて、真っ当すぎて、眩しすぎた。
まるで別世界だ。
それを読んだらなんだか打ちのめされてしまって、
学割だけもらって帰ってきた。
寮で暮らしているゆきに会いたくなってメールしてみたら、
あいにく実家に着いたところだと返事。
わたしとゆきはよくすれ違う。
ゆきはナガノに残るらしい。
わたしも残りたい。
どうしたらいいんだろう。
そりゃぁ親のことや祖父母のこと、弟のことを考えたら、実家に帰るのが最善だって思う。
そうすべきだ、とすら思っていた。
ずっと親不孝ばかりしてきたけんじくんに、
『親孝行は若い頃から、できるうちにした方がいい』
と言われなくとも、分かっている。
わたしだって親には心配も迷惑もかけっぱなしなのだから。
だけど。
わたしの人生だ。
そう思うと、どうしていいのかわからなくなる。
わたし本位で生きたっていいじゃない。
そう思ってしまうのは、やっぱりわがままでしょうか。

けんじくんはお昼に電話をくれて、年明けの買い物の予定を決めた。
１月６日。イザ軽井沢へ。
それまで会えないかも。
『２日とか３日とかにヒマでも、お前実家帰ってるから会えないだろ？』
“会えない”っていう言われ方をされたのが、正直嬉しかった。
会いたいって少しでも思ってくれてるのが、ハッピー。

今日はこれから、今年最後の仕事。
仕事納めだ。
がんばろう。