2003年12月30日ii


将来のことについて考えなくちゃいけない。
両親とちゃんと、話し合わなくちゃいけない。

わたしは来年も、一人暮らしがしたい。
ナガノで暮らしたい。
一度、自分の稼ぎだけで生活するってのを経験したい。
わがままだってのは分かってる。
親のことや弟のこと、祖父母のことまでも考えたって、わたしの希望はわがままに思えてしょうがない。
でも、わたしの人生。後悔はしたくない。
それに、一度実家に戻ってしまったら、なかなか家を出れなくなるだろう。
そりゃ職がなかったら生活なんて出来ないし、職がこれからナガノで見つかる保障なんてどこにもない。
だけど、どうしてもやってみたいんだ。

その想いを、ゆきえと寝る直前、真っ暗な部屋の中で話した。
ゆきえは、応援したい、と言ってくれた。
『そう思ってること全部、パパとママに話しなよ』
『明日駅まで送ってあげるから、早めに忘年会切り上げてパパとママに話すって約束して』
気付いたらゆきえは、わたしなんかよりずっと大人になってた。

翌日、忘年会を終えて、親と話をした。
まずはママに話をして、その後パパに話した。
今までで職が見つからなかったんだから、無理だろ。
職が見つかるかどうかもわからないし、今までのわたしの就職活動に対するやる気のなさを見てたら、やっぱり心配だ。
ただ漠然と、一人暮らしをしたい、なんてわがまま言ってるようにしか聞こえない。
一人暮らしをしたいって気持ちが先行しすぎて、仕事のこと考えてないように見える。
・・・ってなことを言われた。
固執してるだけに思われたってしょうがない。
最低だけど、今はただ漠然と、一人暮らしが続けたいだけなんだ、きっと。



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