2004年1月9日ii


可愛げのない卒論と睨み合いながらアルマゲドンを観ていたら、
ゆきえから電話。
日曜が例の合コンの日で、その晩ゆきえのうちに泊めてもらうつもりだったのに、
無理になっちゃった、と言われた。
更に、
『盛り上がったら途中でうちら消えるかもしれないから』
・・・。
合コン、と言いましたが、どう考えてもお見合いです。
わたしとその彼がうまく行くと思い込んでるゆきえたちには少々呆れ顔です。
あんたたちが盛り上がり過ぎだしね。
『けんじに言った?』
と聞かれたので、
『言ってないよ』
と答えたら怒られた。
『あんたはその彼とくっついて、けんじなんて捨てちゃうのよ、いい?』
んな無茶な。
ゆきえは本当に、アンチけんじである。
まぁ日曜は楽しもう。
これも出会いだ。

けんじくんには言わないだろうな。
ズルイでしょうか。
お互い様だよね。
彼がわたしを、自分の都合のいいときだけ会える女として扱うように、
わたしも彼を、都合のいい男にしてやるんだ。

日曜、合コンがなかったら、会えたのかな。



【お買い物なら楽天市場!】 【話題の商品がなんでも揃う!】 【無料掲示板&ブログ】 【レンタルサーバー】
【AT-LINK 専用サーバ・サービス】 【ディックの30日間無利息キャッシング】 【1日5分の英会話】