2004年1月28日


どうしたらいいのかわからない。
このまま騙されていることに気付かないフリをしていくか、
名前を出してでも責めるべきか。
いずれにせよ、３月までだ。

まいこちゃんに対しては、怒りも憎しみもない。
同情。それから、嫉妬少々。
まいこちゃんと会って話して結託して、けんじを懲らしめたい気持ちもある。
きっと、まいこちゃんはわたしとは別のタイプで、だからけんじはどっちも切れないんだと思う。
会ってみたい気持ちも、やっぱり少々。

お互い様だ、というか、つまりは開き直りなんだけど、
これで、メールの彼のことは隠し通すことを決心した。
最低かな。

朝起きて、学校へ。
メールの彼の仕事は冬場はとてもヒマらしく、今日も休みを取ったらしい。
最近彼は、朝からメールをくれたりしてわたしを喜ばせてくれる。
学校で、明日のテストのために必要なレジュメを、優美からコピらせてもらう。
お昼ゴハンはりさと。
りさの元彼が働いているレストランへ。
けんじくんからは連絡が来ない。
昨日の電話で、
『休もうかなぁ』
なんて言ってたので、働いているのかも遊んでいるのかも寝ているのかもまいこちゃんと会っているのかもわからない。
ゴハン中、やっとけんじくんから電話。
結局休んだらしく、午前中なにをしていたのかと言うと、
元旦に大負けしてやめると誓ったはずの、パチンコ。
『お前外にいるの？　なんだ、俺これからお前んち行こうと思ってたのに』
てめぇが前もって言わねぇからだろ。
勝手だ。
でも会いたい、なんて。
りさの元彼は、ありがたいことにデザートをサービスしてくれた。
けんじくんに電話で『店出たら電話するわ』と言ったのに、
りさはやっぱり元彼の顏をずっとでも見ていたいらしく帰ろうとしないので、困った。
帰りたいオーラ出しまくりだったのに（笑）
ディナーの準備をし始めたのを機に、しびれを切らしたわたしが急かして、やっと店を出る。
その後、平安堂に行って、ドコモショップに行って、コンビニに寄って、
テストなので夕方帰宅。

けんじくんと電話。
楽しい。
『俺はずっとお前の味方だよ。
たとえお前が人を殺しても、世界中を敵に回しても』
『一生？』
『うん。・・・でも好きとかっていうのとは違うからな。自惚れんなよ』
・・・。
『明日も休んじゃおうかなぁ』
ばか。癖になって辞めちゃいそうだ。
『休んだら会えるじゃん』
そうだけど・・・。
結局明日は未定。
わたし予想は、８割方休むだろう。
生活の危機を感じて、期待を裏切って欲しい気持ちもありつつ。

明日はテストだ。
それが終れば明後日はけんじくんに会える。
その翌日はメールの彼に会える。
テストがんばろう。

正直、メールの彼の顏はすっかり忘れてしまった。