2004年2月1日


昨日。
大音量のCDと携帯のアラームによって、無事6時起床。
シャワーを浴びて、昨日の残りの中華丼を食べて。
メールの彼が、メールをくれる。
それからしばらくして、けんじからモーニングコール。
けんじくんは寝坊したらしい。
初めて、実写版セーラームーンを観た。
今の子はかわいそうだと思う。

電車は間に合った。
とりあえず、彼にメール。
途中で席が空いて座れたので、爆睡。
ナガオカに着いて、喫茶店で読書を決め込む。
ちょうどいい乗り継ぎがなかったので、時間が余ったのだ。
居候からメール。
荷物を引き取りたい気持ちはあるんだけど、お金がないから受け取れない、とのこと。
腹が立つ。
10日には弟が受験の下見に訪れる。
それまでにはなんとかしなくちゃ、と思ってるのに。
地元の、彼との待ち合わせの駅までの電車に乗る。
途中でけんじくんから電話。
居候の荷物の話をしたら、こっぴどく叱られる。
そうこうしているうちに駅に着いて、しばらく彼を待たせて電話で話をしていたんだけど、
申し訳なくなって、車に。
疑われるのも当然。
疑われるようなことしてるのも事実。

あぁ、こんな顏してるひとだった。
それが印象。
天気の話。
弟の話。
大学の話。
他愛ない話。
ありのままのわたしをチラリチラリと見せる。
それでも受け入れて欲しい願望。
水族館に行く予定で、向かった。
マリンピア。
古町で遅いお昼を食べた。
その後水族館。
閉館間際。
わたしは雨女で、彼は雨男だって話してたのに、予想を裏切って天気も良く。
気分も良かった。

仕事を終えたけんじくんから電話。
彼の車の中。
けんじくんはまた仕事で嫌なことがあったらしく、
『お前の声聞いて癒されようと思って』
わたしは癒し系らしい。
そんなキャラでしたっけ?
けんじくんはわたしの声の調子で誰といるか、何をしているかがすぐにわかる。
『お前、男といるだろ』
怒られた。
彼にも気分の悪い思いをさせた、と反省してる。

ナガオカの、彼オススメの居酒屋でゴハン。
美味しかった。
楽しかった。
彼の部屋に帰る。
『ちょっとコンビニ行ってくるね』
彼が外出している間に、けんじくんから電話。
『別に何にもないから、信じてて欲しい』
そうけんじくんにはメールをしておいた。
『信じてるよ。不安だから疑うんだ』
そんなメールのやりとりのあと。
けんじくんは、わたしたちが別れ話をした居酒屋で友達と飲んでた。
そこに彼が帰ってくる。
『おかえり』
電話しつつ声をかける。
なんて悪い女なんだろう。
『お前どこにいるの? 早く帰れよ』
けんじくんとはそれで終わり。
彼には疑われる。申し訳ない。
『誰? 元彼とか?』
当たり過ぎてて何にも言えません。
友達だ、と説明。

二人で軽く飲み直して、寝た。
チュウした。
『あずみちゃんのこと、好きだよ』
そう言われた。
嬉しかった。
もっとハマりたい。
ハマらせて欲しい。

翌日。つまり今日。
やっぱり帰りたくない気持ちが生じた。
つまりは、わたしも彼が好きなんだって思った。
『もう一晩泊まっていけよ。俺明日仕事休むし』
なんて嬉しくなっちゃうこと言われたりもしましたけど、
『そろそろ起きるか』
と、結局地上から足を離さないところもポイントアップだと思った。
ナガノまで送ってくれることになった。
運転好きだから苦にならない、と彼は言ってくれたけど、やっぱり気が引ける。
車中の二人は無口である。
別にこれといって話すようなこともなかったし、
でも不思議と、沈黙も耐えられた。
このひととは平気なんだって思った。

昨晩の『好きだよ』の一言から、既にわたしたちは付き合っているのかも知れない。
一方通行で、亭主関白のケのある彼。
わたしは結局一度も、『好きだ』とか言ってない気がする。
自信があるのか、それとも単なる気持ち無視なのかはわからないけど、
嫌じゃなかった。
心地よかった。
黒姫の道の駅でゴハン。
『俺らって、ホント口聞かないよね』
『だね』
『まわりから見たら、相当仲悪そうじゃない?』
『っていうか仲悪いのかなぁ?(笑)』
『なんか、別れる直前みたいな感じだよね(笑)』
『あー、倦怠期、みたいな?(笑)』
“っつーかそれ以前に付き合ってないけど(笑)”と、いつもなら言えただろう。
でも言えなかった。
『倦怠期って(笑) 早すぎだろ(笑)』
そんな一言で、既に付き合いが始まってるような雰囲気がする。
『せっかくナガノに来たし、善光寺でも参拝して行きます?』
と社交辞令言ってみたら、行くと言うので道案内した。
善光寺には、カップルで行くと破局すると言うジンクスがある。
それを言おうか迷った。
付き合うとか付き合わないとか、そういうやりとりのない宙ぶらりんな関係で、
そんなことを言って付き合っている気でいるって思われるのもちょっと困ったからだ。
でも話すこともなかったので結局言ってみた。
『へぇー・・・じゃぁやめとく? 別れに行くんじゃあれだもんな』
ほら、付き合ってるぽいでしょ?
善光寺の参道を、手を繋いで歩いた。
『バカップルっていうか・・・幼稚園児みたいだな』
なんて言っちゃうくらい、手を振って。
楽しかった。
わたしの大好きなナガノの街を、彼も好きだと言ってくれたのが嬉しかった。
帰り道を教えて、途中のローソンで別れた。
別れ際、
『じゃぁ来週またナガノに来るよ』
なんて言い出すものだから困った。
問題は居候の荷物。これに尽きる。

部屋に戻って、眠くなって少し寝た。
ゆきえが電話をくれて、彼との二日間を報告した。
喜んでくれて、嬉しかった。
他人から祝福される恋愛が、やっぱり理想だと思った。



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