2004年2月9日


夜中ともにょんに、
『彼には同情するよ』
と言われてしまった。
わたしが、佐野くんじゃなきゃだめだって思わずに付き合っていること。
わたしが、けんじくんに依存してる自分から脱出するするために彼と付き合ってること。
『彼にはあずみんから課されてる役割が大きすぎて。
それを知らない彼には同情するよ』
と。
『まいこちゃん的な』同情だと。
結構な大打撃だった。
わたしがやってることは、結局けんじくんと同じことなんだよね。

朝、けんじくんから電話。
『昨日何してた?』
という質問には答えず、同じ質問をしてみたら、
『友達と氷祭り行ってた』
ふーん。
Mウエーブで氷祭りをやってるのは知っていた。
むしろ、昨日佐野くん誘って行こうと思ってたくらいだ。
すっかり忘れて行かなかったけど。
まいこちゃんと行ったのかな。

今日は墨の日。
最後の墨の日。
お昼にけんじくんがやってくる。
『昨日何してたの?』
そう聞かれたので、
『氷祭り行ってた』
なんて嘘ついてみる。
『え、お前も?』
『うん。誰といたのー?』
『友達だって』
『へぇー、あれ友達だったんだぁー』
『・・・どっかで会った? お前見たら電話してくるだろ』
『どうかなー。ふーん、あれ友達かぁー』
なんて、イヤミったらしく。
『どこの氷祭り行ったの?』
『・・・Mウエーブ?』
『変なカマかけんじゃねーよ、俺は白樺湖の方行ったんだぜ?』
『・・・つかそもそも氷祭りなんて行ってねぇし』
そんなこんなで。
お昼ゴハンはカレーライス。
ゴハンの後は、けんじくん爆睡。
その間に晩ゴハンの準備。
煮物を作って、カレーをグラタンにして。
4時出発。
車の中で、
『お前、強くなったよな』
どこがかを聞いてもわからなかったけど。
少しは成長出来ているんだろうか。

墨を終えて。
『プライド』目指して帰宅。
間に合わなかったので車の中で観る。
そこまでして?と思うほど、けんじくんは『プライド』にハマっている。
帰宅後ゴハン。
彫り師さんの弟子が刺青の画を描いてくれたので、それを額に入れて。
綺麗だ。
で、帰った。
帰り際、
『また来るよ』
『もう来る理由なくなったのに?』
墨も終ったし。
『来るよ』
それが週末じゃないことを願う、嫌な女。



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