2004年2月22日


反省。だ。
佐野くんが来る。佐野くんに会う。
ってことが正直億劫で、目が覚めてもやる気がなく。
前日、『10時に着く予定』だという佐野くんに、
『多分起きれないからお昼着でいいよ』って言ったのに、
結局10時に到着されてしまい。
困って急いで準備した。
部屋が汚すぎたので、部屋にはあげないことに決定。

会ってもテンションは上がらなかった。
佐野くんは髪を切っていた。
もちろんボウズではないけれど、
わたしは絶対的に短髪派だ。

『もしかしたら自分がナガノ来るの、これが最後かもしれないよ?』
『なんで?』
『わたし3月の土日、忙しくてさ』
自分でも驚くほど、饒舌だった。
なんだかそうやって、テンションが高いフリをしている自分を客観視しているもうひとりの自分がいた。
『・・・なんでそんなに淡々と話すの?』
そんなつもりなかったけど。
『もしかして、あんまり会いたくない?』
『え?』
『俺が毎週こうやってナガノまで来てるのは会いたいからだし、
今日だって俺が無理言って来てるようなもんじゃん』
俺がこんなに頑張ってるのに、結局俺の独りよがりなんだな、みたいな目で。
あんまり会いたくない? は的を得過ぎてて困る。
でもそんなこと言えない。
彼を傷つけたくない。
わたしを愛してくれる彼を傷つけたくない。
罪悪感。
『悪い言い方かも知れないけど、
わたし、ナガノにいられるのあと一ヶ月なんだよ?
その一ヶ月で会いたいひとだってイッパイいるし、
土日にしか会えないひとだっている。
正直今は、4月から会える自分よりも、そっちを優先したい』
これは正直な気持ち。
そこまで話したら、佐野くんもわかってくれた。
『俺も同じ立場だったら、きっと同じようにしてたと思うし。ごめんな』

ハンバーグを食べに、ココットに行った。
日記にも何度か登場している、お山の上のハンバーグやさん。
わたしが大好きなところで、けんじくんとも3月に行く約束をしている。
けんじくんとしか行きたくなかったのに、
何故だろう。
そうすることで、佐野くんにも誠意を見せたかったのかも。
エゴ、ですよね。
ハンバーグは相変わらず美味しかった。
幸せ。
その後は、海が見たいと言ったわたしの要望通り、海を目指す。
トルコアイスの話をしていて、
『あ、トルコ村行けば食べれるんじゃない?』
と言う佐野くんの思いつきで、トルコ村へ。
2月末まで閉館中。
忍び込んで散歩して、アイス熱が冷めなかったのでフィッシャーマンズケープでアイスを食べた。
天気のいい日。
道路にあった現在気温の表示パネルは、なんと21℃を指していた。
もう春だ。
佐野くんちにちょっとでも近い方でバイバイした方が佐野くんは楽だろうと思って海を提案したのに、
結局佐野くんはナガノまで戻ってくれた。
体力バカ。←失礼
佐野くんにはハンバーグはちょっと物足りなかったようで、
(ココットのハンバーグは脂の良い部分を使っているのであっさりしている)
『カツが食べたい』と言うのでかつやでゴハンを食べた。
例の如く、佐野くんといると食べ過ぎる。
その後、
『じゃぁあずみちゃんち行くか』
『無理』
即答。
が、佐野くんの押しに負けて部屋へ。
尋常じゃない汚さゆえ、佐野くんがガソスタへ行っている間に掃除。
あー、何書こう。

佐野くんのカラダは無駄な肉がなくて締まっていて足が長くて、
つまり均整が取れているので、
女の私が言うのもなんだけど、美しい。
なのに相性が合わないなんて、
ちょっと酷すぎやしませんか?

お見送りの段になって、
お茶を渡した。
けんじくんが帰り道で飲むために常備してある飲み物だ。
車まで見送って、『気を付けてね』と声をかけて、
テールランプを見送って、
けんじくんのことを思っていた。
鳴らないホーン。
佐野くんが帰るころから、大雨。
気をつけて。






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