2004年4月8日


休日。

だらだらと、布団から出て、
だらだらと、シャワーを浴びて、
だらだらと、新聞を読んで、
だらだらと、ご飯を食べて、
ホットペッパーの美容院特集を吟味して、美容院に行った。
伸びてきた髪をすいてもらうのと、トリートメント。
その後、弟から頼まれごとを済ましに、ダイエーへ。
なんとダイエーで育ちゃんに遭遇。
2年以上ぶり(多分)
一瞬わたしも気付かなかったから、きっと育ちゃんは変わってたんだろうけど、
育ちゃんは、『育ちゃん!』と声をかけたわたしを見ても気付かなかったので、わたしも変わったんだろう。
単に顔を忘れられてたのかも、は淋しくなるので考えない。

弟に荷物を送って、5時半。

待ち合わせの駐車場に着いて、
けんじくんに電話。
『ごめん、まだ仕事中だよね』
『うん、どした?』
『あたい6時から約束あるって言ってたじゃん。電話かけても出れないかもしれないから』
『あー、男か』
『え?』
『・・・お前が聞こえてるくせに“え?”とか言うときって嘘ついてるときなんだよ(笑)』
『・・・ふーん・・・(笑)』
『んでお前、またトイレとかで電話出るんだろ?(笑)』
『・・・あーらよく分かってらっしゃる』
『正直に言やぁいいんだよ』
『何を?』
『男と飯食いに行くって。・・・お前逆ギレすんなよ?(笑)』
わたしの行動・言動パターンを網羅されてる。
適当に話を流して、6時になった。

母曰く、“スネ夫を老けさせた感じ”の反町さんが近づいてくる。
隣には、背の高い、写真で見たあの顔。
『えっと、あずみ、さん? こちら林くん』
と、反町さんが言う。
『じゃぁ』
と、3人で、オーシャンテラスに入った。
『俺は紅茶だけ飲んで帰るから、二人はゴハン食べてって』
と、反町さんに言われるまま、わたしと林さんはパスタを頼んだ。
反町さんが、わたしと林さんに、お互いの家庭のことやら経歴のことなんかを話す。
で、本当に紅茶を飲んで帰って行ってしまった。
林さんは無口なひとで、わたしが当たり障りのない無鉄砲な質問をしまくることで、沈黙を逃れた。

突然けんじが電話してきた。
奴はわたしが男のひとと一緒にいると、やたら邪魔してくる。
邪魔して、困るわたしを面白がるの半分、もちろん心配半分で。
『お、出たか』
『仕事終わった?』
『うん。飯食ってんの?』
『うん』
『早く帰れよー』
『分かってるわよ。わたしだって明日早いもん』
電話を切って、目の前にいた林さんに申し訳なくなって、
『あ、ナガノの友達でした・・・』
なんて言っておいた。
嘘はついてない。
申し訳ない気持ちは、林さん以上にけんじくんに対して生まれた。
林さんがトイレに立った隙に、
『やっぱり隠し事はしたくないので。
今日お見合いだったんだ。
母親がお世話になってるひとの紹介だから断れなくて。
ごめん』
と、メールしておいた。

食べ終わって、とりあえず出るか、という話になった。
とは言え、行き先なんて思いつかなくて、
林さんのハリアーでドライヴ。
八方台に上って夜景を見て、
その後日本海へ。
星が綺麗だった。
けんじはドライヴ中に2回も電話してきて、わたしを困らせた。
わたしの車が停まった駐車場に戻ってきて、お開き。

けんじに電話。
『どうだった?』
『よくわかんない。なんかお客さんとご飯食べに行ってるみたいだった(笑)』
『俺より年上だろ?』
『うん。27だって』
『・・・あれ? 俺見たことあるっけ?』
『いや、ないよ。わたしも実家戻ってから写真見たし』
『なんか見た覚えあるんだけど・・・』
『えー、ないよ』
『メガネかけてるだろ?』
『うん。・・・すげぇ(笑)』
『夢かなー。見た気がするんだよなー』
『あたいのこと考えすぎてるから見えちゃったのねー(笑)』
『バカか、てめぇ(笑)』
けんじとの電話がなにより楽しくって。
林さんといた後だからなおさらかもしれないけど。

『寝る』というけんじくんとの電話を切って、
丁度佐野くんちの近くにいたので寄ってみることにした。
昨日ゆきえと間違えてメールしてしまって、ちょっと気まずかったからだ。
一応電話してみたけど、出なかった。
部屋の前を通っても電気が消えていたので、
しぶしぶ帰った。








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