2003年12月11日


りさはわたしのナガノで一番の友達である。
1年間同じ学校に通って、ずっと一緒にいた。
今年の6月彼女は学校を辞め、別々の道を歩き始めた。
それから何ヶ月かあまり連絡を取らずにいて、居候がいた頃からまた連絡を取り始めた。
大事な友達。
わたしがけんじくんに突然別れを告げられたその日、彼女も彼氏と別れた。
彼女の場合はそうなることが予想できるような状況だったし、お互いが別れるしかないって考えていたみたい。
それでもショックが大きすぎたのは、りさが彼を心底好きで、彼もりさを必要としていたからだ。
辛すぎるときは叱咤も激励も届かない。
ただ、自分のことを理解して、共感してくれるひとが必要なだけだ。
わたしとりさはまさにそんな感じで、最近はしょっちゅうお互いを頼って来た。
でも、わたしの方がまだ、立ち直りが早いタチなのかも知れない。
昨日りさから連絡が来なくて、心配して、けんじくんが帰った後りさに電話をしてみた。
電話に出て、生きてたことにほっとする。
でも彼女は泣いていて、『今車なんだけど、充電切れるから後でかけるね』
心配だ。
うちに来る?って言えば良かった。
しばらくして、電話。
『これからそっち行っていい?』
そうして今夜も、二人で語らい。
わたしが電話をしたとき、彼女は彼といた。
あいまいな関係を続けるのはよくないから、けじめを付けて連絡を取るのはやめよう。
彼にそう言われたらしい。
でも、前からあった約束は守るって。
りさが病院に行くのに付いて行くこととか、
ドライブに行くこととか。
そんな約束守るなら、連絡を取らないことは不可能じゃない。
わたしもりさもしっくり来ない。
りさと彼は話しているうちに半ギレ状態になった。
そこに至る話の流れは、次に起こることの大きさのせいでわたしは忘れてしまった。
キレかけたりさは彼を殴ろうとして、でも好きな男を殴る勇気はなくて。
でも彼はりさを蹴った。
腰と足とお腹。
びっくりした。
うずくまったりさを見て彼は冷静に戻って、自分を今でも責めてる。
ショックだった。
りさはわたしに、明日からは連絡を取らない、と言った。
でも好き、と言った。
りさは今まで彼といろんなことを経験して、経験させられて、がんばってきた。
本当に彼女はがんばった。
だから、どうしても、幸せになって欲しい。

明け方まで話をして、明け方寝た。
お昼に目が覚めて、ふたりでぼーっとしていたら、けんじくんから電話。
忘年会の話。
午後から学校だったんだけど、行く気がなくて一コマ休むことに。
ふたりで近くにできたユニクロに行った。
ユニクロができた辺りは最近開発が進んで、いろんなお店が一気にできた。
けんじくんもそのうちの幾つかの建設に関わっていた。
まだお店は増えようとしている。
建設中の建物。
いるかなぁ、そう思ったけど、わからない。

りさに送ってもらって学校へ。
授業中は爆睡。
夢を見た。
内容は目が覚めた瞬間忘れてしまったけど、幸せできっとけんじくんが出て来た夢。
目が覚めたら、凹んだ。
あーぁ。
今日は会えないんだ。
今日も明日も会えないんだ。
最悪だ。
会いたい。
会いたい。
会いたい。





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