2004年7月7日


七夕。

昨日仕事の後でナガノへ向かう。
さっさと抜け出すつもりだったのに予想外の不幸に捕まって、
9時会社脱出。
ところどころでけんじやら啓介やらが電話をくれて、
ひとりの車内もあっという間。
と、思いきや、ナガノに入った頃、団長から電話。
明日の予定を立てる。
その電話で焦ってしまって、気付いたらナガノの隣の市にいた。
あっけらかん。
けんじに電話してナビしてもらって、けんじに会えたのが12時。
予定より少々遅れ。

会えて嬉しかった。
嬉しすぎてもう、死んでしまいたかった。

泣けた。

『実はね、わたしのこと好きだって言ってくれるひとが現れたんだ』
そう切り出した。
『俺は今までと変わらないよ』
そうけんじは言ったけど、
そもそも今日の時点でけんじは昔のけんじと違う。

ねぇ、あの時みたいに泣いてよ。
あの時みたいに乱暴に、でも優しく、嫌がってよ。
けんじがまいこちゃんの存在を認めたとき、わたしが『身を引く』って言ったとき。
あの頃に戻りたいよ。
ねぇ。ねぇ。ねぇ。
どうしてわたしじゃだめなの?
どうしてけんじじゃなきゃだめなんだろう。
どうして。どうして。どうして。
どうしてこんなに好きなのに、伝わらないんだろう。
報われないんだろう。

2ヶ月ぶりに会ったら、2ヶ月分の好きが溢れてきて、
会っている最中もわたしは温度差を感じずにはいられなかった。
くっついてるのに、触れ合ってるのに、
遠い。

いつの間に彼は、わたしを必要としなくなったの?
いつからわたしは不要になったの?
いつからわたしは、けんじの重荷になったんだろう。
彼の思いは距離とともにどんどん遠のいて、
わたしの気持ちはそれを追いかけようとどんどん大きくなっていった。
いつの間にか、けんじにとってわたしは『遊び』の女に成り下がっていて、
それでもわたしにとってけんじは『本気』の男だった。
今でも。

不安定で不安定で不安定で。
こんなに辛いのに、どうして死ねないんだろう。



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